F1 2023 バーレーンGP決勝~レッドブル圧巻の1-2&アロンソ復活の表彰台~
バーレーンGP 決勝レース終わりました。
終わったらすぐ寝ようかと思っていましたが、インディでも見ながら興奮冷めやらぬF1開幕戦について綴っています。
なお、トップ画像はAUTOSPORTS WEBより引用させていただいています(URL:https://www.as-web.jp/f1/913503?all)
まー面白い開幕戦でしたね、バーレーンGP 決勝は。
詳しくは後ほど記載しますが、なかなか見どころたっぷりで楽しめました。
今回の主役はやはりレッドブルとアロンソでしょうか。
チャンピオン争いがあまり盛り上がらなさそうな気配と、コンストラクターズの2~4位が全く混沌とする気配が・・・
それではまずは結果から確認しましょう。
結果~Result~
2023年F1第1戦バーレーンGP表彰式 左からセルジオ・ペレス(レッドブル)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)【913576】
AUTOSPORTS WEBより引用:https://www.as-web.jp/f1/913503
決勝結果~Race Result~
Pos | No. | Driver | Team | Laps | Time/Retired | Fastest Lap | PTS |
---|---|---|---|---|---|---|---|
PP | 1 | Max Verstappen | RED BULL RACING | 57 | 1:33:56.736 | 1:36.236 | 25 |
2 | 11 | Sergio Perez | RED BULL RACING | 57 | +11.987s | 1:36.344 | 18 |
3 | 14 | Fernando Alonso | ASTON MARTIN | 57 | +38.637s | 1:36.156 | 15 |
4 | 55 | Carlos Sainz | FERRARI | 57 | +48.052s | 1:37.130 | 12 |
5 | 44 | Lewis Hamilton | MERCEDES | 57 | +50.977s | 1:36.546 | 10 |
6 | 18 | Lance Stroll | ASTON MARTIN | 57 | +54.502s | 1:36.546 | 8 |
7 | 63 | George Russell | MERCEDES | 57 | +55.873s | 1:37.221 | 6 |
8 | 77 | Valtteri Bottas | ALFA ROMEO | 57 | +72.647s | 1:37.379 | 4 |
9 | 10 | Pierre Gasly | ALPINE | 57 | +73.753s | 1:35.068 | 2 |
10 | 23 | Alexander Albon | WILLIAMS | 57 | +89.774s | 1:37.144 | 1 |
11 | 22 | Yuki Tsunoda | ALPHATAURI | 57 | +90.870s | 1:36.637 | 0 |
12 | 2 | Logan Sargeant | WILLIAMS | 56 | +1 lap | 1:36.037 | 0 |
13 | 20 | Kevin Magnussen | HAAS | 56 | +1 lap | 1:36.471 | 0 |
14 | 21 | Nyck De Vries | ALPHATAURI | 56 | +1 lap | 1:37.709 | 0 |
15 | 27 | Nico Hulkenberg | HAAS | 56 | +1 lap | 1:36.616 | 0 |
16 | 24 | Zhou Guanyu | ALFA ROMEO | 56 | +1 lap | 1:33.996 | 0 |
17 | 4 | Lando Norris | MCLAREN | 55 | +2 laps | 1:35.822 | 0 |
NC | 31 | Esteban Ocon | ALPINE | 41 | DNF | 1:36.797 | 0 |
NC | 16 | Charles Leclerc | FERRARI | 39 | DNF | 1:37.170 | 0 |
NC | 81 | Oscar Piastri | MCLAREN | 13 | DNF | 1:40.691 | 0 |
https://www.formula1.com/en.htmlより引用
TKDの独り言~TKD’s Impression~
レッドブル圧巻の横綱相撲で余裕の1-2フィニッシュ!
正直、ここまで圧倒的な勝利を挙げるとは思ってなかったです。
予選を見る限りでは、もう少しフェラーリが迫ってくるかな?と思ってたんですが、ちょっと見立てが甘かったようです。
スタートこそ奇数列スタートのチェコが新品ソフトのルクレールに先行されましたが、マックスは順調に差を広げるし、チェコも2ndスティントできっちりルクレールを抜かして、盤石の1-2体制構築。
レースペースは完全にどのチームも太刀打ちできませんでした。
しかも、上位陣では唯一のソフト-ソフトで繋いでいたけど、全くタイヤが傷んでなさそうでした。
タイヤに厳しいといわれるバーレーンですが、柔らかいコンパウンドのソフトタイヤでコンスタントに37秒台を刻み続ける。
さらには2ndスティントはフェラーリの履くハードよりデグラデーションが少ないときた。
これじゃあ、どのチームも太刀打ちできませんって。
まだ開幕戦を終えただけだし、結論付けるのはまだ早いとは思うけど、今年はほぼほぼレッドブルの一強状態で間違いないんじゃないかな?
去年のフェラーリの開幕勝利とはちょっとわけが違うような感じがしました。
マックスのドライバーズタイトル3連覇と、レッドブルのコンストラクターズタイトル2連覇はもううっすら見えてきた?
なんて言いたくなるくらいの出来だったと思います。
アロンソ復活!ガチンコ勝負でもぎ取った2年ぶり(復帰後)2度目の表彰台!
AUTOSPORTS WEBより引用:https://www.as-web.jp/f1/913503?all
アロンソおじさんの表彰台は予想はしていたものの、どちらかというと”そうなったら面白いな”という感じでした。
まさか本当に実現するとは・・・しかも、ワークスとフェラーリのカルロスをぶち抜いてもぎ取ってくるとは。
さすがアロンソおじさん、感服しました。
これまで戦闘力の低いクルマで我慢し続けていたけど、今年はまさに水を得た魚って感じですね。
プラクティス・予選も元気に跳ね回ってましたが、決勝も元気元気。ジョージ・ルイス・カルロスと追っかけまわして表彰台をもぎ取りましたね。
正直、スタート直後にランスに当てられて順位落とした時には、このままで終わるかな?って思ったけどそんなことなかったです。
ルクレールのトラブルもありましたけど、トラブルもクラッシュも少なかったこのレースで表彰台を取るなんて、今年のアストンマーチンとおじさんの組み合わせは本物です!
それにしても、ほんと楽しそうに走ってましたね。
無線も”あんた監督かい?”って感じでしゃべってましたもんね。ま、相変わらずではあるんだけど。
俯瞰で見れる能力があるって森脇さんも言ってたけど、サッカーやバスケだけじゃなくてレースにも使えるんですね、ホークアイ。
あとは、そこで行きます?ってところできれいに抜く力はもはや名人芸でしたね。
ターン10かな?あそこのキツイ左コーナーでまさか抜くとは・・・
ターン8の立ち上がりで鼻先を並べ、ターン9は外側から仕掛けるようなそぶりを見せ、ルイスが外側カバーしたところをターン10のイン側にズバッ!
正直見てても予想できなかったんだから、ルイスはもう防御しようがないよね。
タイヤもあるんだろうけど、カルロスもなすすべなくやられちゃいましたもんね。
ペースの良さはタイヤへのやさしさでもあるんだろうね。
このまま今シーズンをひっかきまわし続けてほしいです。
なすすべなく失意のフェラーリ。昨年と真逆の結果に。
AUTOSPORTS WEBより引用:https://www.as-web.jp/f1/913503?all
フェラーリは、何というか・・・
やるべきことはやったけど、歯が立たなかったって感じで、ある意味一番深刻ではないかとも思えちゃいますね。
スタートでチェコの前に行ったのはいいけど、マックスには新品タイヤなのに全くついていけない。
2ndスティントはハードを選択しペースはよかったものの、レッドブルの履くソフトタイヤより激しいデグラデーション。
結局チェコに抜かれた後、チェコにもついていけず・・・
もう、勝てる要素が今日はどこにも見当たりませんでしたね。
戦略ミスってもないのにこれは・・・結構根が深いかもしれません。
ソフトの新品残す戦略は悪くなかったと思うんですけど、欲を言えばチェコの前でスタートすべきだったと思います。
しかも極めつけはルクレールがトラブルでリタイアって・・・
カルロスは残ってくれたけど、去年の開幕戦を彷彿とさせるような展開でしたね、真逆だけど。
ってことは、去年の開幕戦でリタイアしたマックスがチャンピオン取ったんだから、今年ルクレール?
なんて考えたくもなるけど、そんな楽観視してる場合じゃないと思います。
去年のレッドブルみたいに、何とか今のクルマで最大限の結果を出しながらアップデートで挽回するしかないですね。
タイトルはまだ諦めてないはずなんで、何とか頑張ってほしいところです。
角田くん、ポイント逃すも戦闘力の劣る車で堂々3POSアップの11位フィニッシュ!
AUTOSPORTS WEBより引用:https://www.as-web.jp/f1/913503?all
角田くん、惜しかった!
ピエールにアンダーカットされてなければ・・・
ピットでミスがあったとかなかったとかなんで、それがなければ・・・
9位の位置にいたのはピエールではなく角田くんだったんじゃないかな、と思います。
ミスらしいミスなどはほとんどなく、14位から3POS上げての11位フィニッシュは、クルマのポテンシャルを考えると非常にポジティブな結果だと思います。
あのクルマでポイント獲得できる寸前まで来てるんだから。
チームメイトのニックを見れば、角田くんがいかにうまく乗って結果出してるかわかると思います。
とはいえ、ストレートがちょっと遅すぎるんじゃなかろうか?
ウィリアムズのストレートスピードが速いのはわかるけど、DRS圏内に入ったのにもかかわらず一度も勝負に持ち込めなかったもんな~。
セクター2では0.5sくらい早かったのに、残念。
今シーズンはストレートスピードがあまり必要ないサーキットでしか戦えないのかな?
そうならないようにチームにはアップデートは頑張ってもらわないと。
それにしても、ニックのほうが活躍するとかなんとか言ってた人は大外れでしたね。
角田くんをあんまり甘く見ないでほしいものです。
今年はこのまま突っ走ってくれぃ!
その他もろもろ
もう眠くなってきたので、あと少しだけ・・・
アルピーヌは明暗分かれた
ピエールさんは決勝はうまいことやりましたね。
新天地での予選は散々な結果だったけど、なんとか最後方から9位まで挽回できました。
予選の結果次第ではもう少し前に行けるのでは?と思うので、今後に期待です。
オコンはペナルティ祭り。
最初のグリッド位置はちょっと疑問には思うけど、抗議しないならきちんと消化しないと。
消化せずに追加でペナルティとか、笑えないですよ?(チームの問題だとは思いますが・・・)
しかも、速度違反で3度目のペナルティとかちょっと気が抜けすぎなんではないかと。
ちょっとしっかりしてください?
メルセデスは完全に過去のチャンピオンになってしまったか?
メルセデスは全然速くなかったですね。
アストンマーチンのほうが普通に速い。
ルイスも、アロンソに抜かれてヤル気出したみたいだけど、それまではヤル気を感じない走りに見えました。
このチームは良くも悪くもルイスのチームなんだから、何とか立て直してほしいものです。
FEチャンピオンはまだ適合に時間が必要?
ニックは少し期待外れだったかな。
FEチャンピオンはだてじゃないなって言わせてほしかったけどね。
まだまだF1順応には時間かかるかな?
順応したときにどうなるかは期待するものの、現状は及第点危うい状況ですかね。
もう少しやれるようになってほしいかな。
次戦はサウジアラビアグランプリ
開幕戦の興奮はまだ冷めませんが、そろそろ次に向かわないといけません。
次戦はサウジアラビアGP
3/17(Fri)~3/19(Sun)の日程で行われます。
時間はバーレーンと同じくらいかな?
ではまた2週間後に会いましょう!
F1見るならココ!
F1中継を観戦する方法は基本的には2つ。
フジテレビNEXTかDAZNかの2択です。
ご自身の観戦スタイルで選んでもらえればと思います!
自宅のTVの大画面でじっくり腰を据えて観戦したい!
自宅のTVで、大画面で楽しみたい方は断然フジテレビNEXTがおすすめ!
CS放送なので画質がいいです。
フジテレビは昔からF1放送をしてますので、かつて地上波で見てた方がまた見るなら違和感なく見られます。
フジテレビNEXTはスカパー!またはひかりTVなどから申し込んでください。
外出先でもスマホやiPadなどで観戦したい!
出先でも観戦したい方は、DAZNがおすすめ。
専用アプリもあるので、スマホやiPadなどで手軽に観られます。
地上波のフジテレビを見ていた人は馴染むまで時間がかかるかもしれません。
ですが、SUPER GTの中継なども実況しているサッシャさんや元ドライバーの方の解説などでしっかり放送してくれますので、初心者の方も安心して観られます!
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